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2007年5月22日 (火)

録画だ録画

 昨夜、帰宅して何気にCSのミステリーチャンネルにチャンネルをあわせてみると、6月から「ブラッドリー夫人の推理」なる番組が始まることが番宣番組で大々的に流されていた。「もしや」と思いHPを確認してみると・・・、おお、やはりあの「偉大なるグラディス」の創造したブラッドリー夫人の映像化ではないか! 6月から7月にかけて、5本ほど放映されるらしい。とりあえず6月は「迅速な死」、「オペラ座での死」、「月が昇るとき」の3本が放送予定。正直に言ってしまえば、いままでに訳されたミッチェルの作品はどれもピンと来なかったんだけれど、映像が放送されるとなればブリティッシュミステリフリークとしては絶対に録画だ。あと2作はなんだろうなー。今からワクワクである。

 bk1から新刊到着。
コナン・ドイル「クルンバーの謎:ドイル傑作選 第3巻」(創元推理文庫)→「クルンバー」は初(?)の完訳版らしい。
ミステリー文学資料館「江戸川乱歩と13の宝石」(光文社文庫)→目玉である乱歩の未発表原稿のほかにも珍しいものが収録されている。
パトリック・マグラア「失われた探険家:奇想コレクション」(河出書房新社)→巻頭の数編を読んでみたのだが・・・、これはオススメ。
スーザン・ギラルス「蛇は嗤う:Gem Collection 第6巻」(長崎出版)→知られざる本格派(らしい・笑)。諸氏絶賛の本格とのことだが果たしてどうか? 読了したら感想書きます。
エラリー・クイーン他「ミステリー・リーグ傑作選 第1巻:論創海外ミステリ 第64巻」(論創社)→当時のイラストとかも収録。個人的には2巻のフリンの長編初翻訳がすべて(笑)。
戸田巽「戸田巽探偵小説選 第2巻:論創ミステリ叢書 第26巻」(論創社)→快挙! 次は山下利三郎。「頭の悪い男」シリーズの集大成か?
(今日の購入冊数:6冊/今月買った本:7冊/今年買った本:69冊)

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2007年5月14日 (月)

Cabin B-13研究

B13

 ここ数年、我々カーファンが感涙に咽ぶような、凄まじくレアな自費出版物を精力的に刊行している平野義久氏が送る4度目の衝撃。それがこの
J.D.カー「ジョン・ディクスン・カー Cabin B-13研究」(本の風景社)
 だ。アメリカで放送されたラジオドラマ「Cabin B-13」のシナリオ3本+1本とその対訳、本放送3本+1本を収録したCD-ROMが2枚付く。そして、その+1本(Summer Heat)には、な、なんと、我らがマエストロ、JDCの肉声が収録されているのである。
 自分も一刻も早くJDCの肉声を聞きたいのだけれど、添付のCD-ROMの封を切るのが何かもったいないような気がして、今現在PCの前で思案の最中である。
 何はともあれ、ファンにとっては何が何でも入手しなければならないアイテムであることは間違いない。Don't miss it ! これを買わないと一生後悔しますぜ!
 購入希望者は平野氏まで。
 (今日の購入冊数:1冊/今月買った本:1冊/今年買った本:63冊)

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2007年5月 9日 (水)

ハーレー街の死

ジョン・ロード「ハーレー街の死」(論創社)を読んだ。
実は原書で既読。今回翻訳を読んでみて、大筋は間違えていなかったのでホッとした(笑)。こんな話であります。

 超一流の医師たちが病院を構えるハーレー街で、1人の医師が亡くなった。死因はストリキニーネ中毒。傍に注射器と薬品の残った壜が落ちていたことを考えると、彼は自らそれを自分の腕に注射したらしい。しかしこれには疑問が残る。医師は性格的にはとても自殺をするような人物ではないし、医師の死の直前、最後に会った人物も、別れるときの医師はとても上機嫌で自殺を考えていたとは思えないと証言する。とはいって、事故説も考えにくい。彼ほどの熟練した医師が(何のためにかは別にして)、自らに打とうとしたストリキニーネの分量を間違うというのはほとんどありえないことだし、他殺説も医師の死亡時にドア一枚隔てた場所にいた執事とその甥の証言からほとんど否定されてしまう。結局、当局が出した結論は「事故死」というものだったが、医師仲間でありプリーストリー博士の主催する晩餐会の一員であるオールドランド博士はこの決定に疑問を持ち、独自の捜査を提案する。

 中盤のワグホーンによる非常に地道な捜査を耐えられるかどうか、これがこの作品の評価に直結するでしょう。原書で読んだときにはこのあたりで何度投げ出そうと思ったことか。ところが今回はあまりそういう気にはなりませんでした。やはり、きちんと理解できる母国語で読むと違いますなぁ。
 真相は、伏線もきちんと張ってあり、またプリーストリー博士が「第四の可能性」というだけあって非常に面白い手が使われています。ただ、あまりにも専門的なのが惜しいですね。しかし、こういった面を差し引いても一読して損のない秀作だと思います(ただ、個人的にはThe Davidson Caseの方が面白かったかな)。★★★。
(今日の購入冊数:0冊/今月買った本:0冊/今年買った本:62冊)

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2007年5月 6日 (日)

放置スミマセン

 仕事が修羅場とはいえ、長々と放置してしまい申し訳ありませんです。とりあえず買った本、書きます。

新刊から
上遠野浩平「酸素は鏡に写らない」(講談社)
戸田巽「戸田巽探偵小説選 第1巻」(論創ミステリ叢書 第25巻)
→ホントに出た!
戸板康二「グリーン車の子供:中村雅楽探偵全集 第2巻」(創元推理文庫)
谷原秋桜子「砂の城の殺人」( 〃 )
Lloyd Biggle Jr. "The Grandfather Rastin Mysteries"(C&L)
→ロスト・クラシックス新刊

続いて古書
Clifford Witting "Catt Out of the Bag"(H&S:pb)→ヤフオク戦利品。嬉しい。
谷原秋桜子「天使が開けた密室」(富士見ミステリー文庫)
  〃  「龍の館の秘密」( 〃 )
→この2冊は創元で復刊されてるのを買うかな、と思っていたら、近所の古本屋で元版ゲット。¥100で買えて嬉しいぜ! と思ったら、な、なんと創元版には短編が収録されているんですとぉ!

読了本はミステリ関係では
 ウィップル「鍾乳洞殺人事件」→スリラー味の強い通俗本格といった感じの作品。過度の期待を抱かなければそれなりに楽しめる。抄訳のためか、ところどころ話の展開が?のところがあるのは御愛嬌。
 谷原の3冊→いずれもスラスラと短時間で読了できるが、中身は実に本格している。特に1作目の「犯人は何故そういうことをしたのか」が実に決まっている。2作目、3作目もある一定の水準には達していると思う(3作目の最初の殺人トリックにはちと納得がいかないが)。可愛い表紙のせいで、手に取るのをためらっている皆さん。読んで損はないと思いますぜ。
 といったあたりしか読めてないっす。5月下旬になればもう少し暇ができると思うのだけれど、はてさてどうなるか・・・。
(4/16から4/30までの購入冊数:8冊/4月に買った本:15冊/今年買った本:62冊)

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