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2006年11月 8日 (水)

「スリープ村の殺人者」

ミルワード・ケネディ「スリープ村の殺人者」(新樹社)を読んだ。
 バークリーと並ぶ「ひねくれ派(笑)」の3作目の邦訳だが、噂に聞く「救いの死」(実はまだ未読なのです)とは違うようで、こちらは恐ろしくまっとうな本格ミステリ。のどかな村を舞台に、2件の殺人事件と宝石盗難事件を皮肉たっぷりの筆で綴っていきます。
 惜しむらくは、終盤の謎解きが駆け足気味で、もう少し叮嚀に説明してくれればもっと読了後の満足感が得られたと思います。 あと個人的には(ネタバレ反転)複数犯人(ここまで)というのがあまり好きではないので、ここいら辺りがちょっと減点かな? しかしながら十分に「英国黄金時代の香り」を楽しめる作品だと思います。佳作。★★★☆。
 しかし、何で解説がないのでしょうかねー。
(今日の購入冊数:0冊/今月買った本:3冊/今年買った本:182冊)

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コメント

私は、かなり前に読んだのですが、これは楽しめました。「救いの死」はダメでしたが。最初に訳すのは「スリープ村」ですよね。普通。
早くロスコーも読んで下さい。

投稿: 大鴎 | 2006年11月 8日 (水) 21時22分

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